畑灌を探せ!
臼杵市の野津町では畑の八割がたは畑灌(ハタカン)が通っています。
畑灌って何?と思われる方もいると思いますが
畑に水道管が通っていて、ダムから引っ張っている水が
畑でも簡単に使えるイメージで大体合っていると思います。
特にハウスでサラダ用の野菜を作ることを決めていたので
畑灌はとても重要で、農地を探すときも「畑灌がある農地」
が第一条件でした。今回、お借りすることになった農地は
畑灌が通っていて、バッチリな条件だったのですが…。
何度畑に行っても畑灌のある場所が分かりません。
何度か臼杵市の農林振興公社の担当者さんに「どこにあるか分かりますか?」
と聞いて、昔の資料を引っ張り出してもらって、地図上では「大体ここにある」
と教えてもらいましたが…。実際に畑に出てみると、探しても探しても畑灌がみつからない。
あまりに見つからないので、土地改良区の担当者さんが金属探知機を持ってきて
探したのですが、それでも見つからない。
最終的にはユンボ(ショベルカーの小さいの)でありそうな場所を
片っ端から掘り続け、2時間後にようやく見つかりました!
普通、畑灌は畑の中にあるのですが実際には畦と畑のぎりぎりの所にありました。
どうやら道路が畑灌の後に出来たらしく、それで見つからなかったようです。
何はともあれ、これで安心して野菜が育てられますね~。